2013年5月7日火曜日

美しい日本語

歳なのか、色々音楽を聴きすぎたのか、最近特に思う。日本語が紡ぐ叙情って美しいな〜って。

かなりべただけどw
ふるさと




兎追ひし彼の山
小鮒釣りし彼の川
夢は今も巡りて
忘れ難き故郷

如何にいます父母
恙無しや友がき
雨に風につけても
思ひ出づる故郷

志を果たして
いつの日にか帰らん
山は靑き故郷
水は淸き故郷

最強に美しい。。

あと谷村先生の三都物語も美しい。



日本はこれからもっと閉鎖的になって、色々規制されて、見えない力にコントロールされながら、技術も文化も政治も経済も環境も一番にもなれないし、負けっぱなしの運命を辿ると思う。未来が全く見えない。

今の日本は、100対99でも絶対勝たないと駄目みたいな感じはする。でも負けるが勝ちというか、このディープで洗練された美しい日本語を見ると、漠然と負けてもそれを謳歌しながら最終的に人間力で勝つという道を辿るという未来が見えてくるような気がした。

100対0で負けるのが分かっている状況でどれだけ建設的な価値を見いだすことができるかは、これからの日本人の人間的な成長にかかってるし、それ相応のポテンシャルは持ってるって思った。



0 件のコメント:

コメントを投稿